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第1期の振り返りと今後について

リセットが告知され、DK3の第1期も残すところあと2回となりました。

前作のDK2から大幅にシステム変更され、全く新しいゲームとして生まれ変わったDK3の世界で、皆さんはどのように過ごされたでしょうか?

コモンボスの導入により初めてボス戦を経験した人も多かったでしょう。一方で、オープンテストにつきものの、度重なる仕様変更に泣かされた人も居たかと思います。

思い通りにいった人、いかなかった人。悲喜こもごもながら、各人各様の冒険を楽しまれたことと思います。

私自身は長年身をおいてきた人斬りの世界から離れ、普通の冒険者として旅を楽しむ一方で、新しく導入されたクランに注目してこのブログを始めました。

元々戦闘のシステムや技術といったものには余り関心がなく、もっぱらオンラインゲームならではの人と人との交わりといったものに興味を持っていたことから、クランというシステムは絶好の観察対象になると考えたからです。

そして、1年以上にわたって、各クランの紹介やその動向について書いてきました。

ただ、振り返ってクラン関係の動きを見ると、正直言って私が想像したような動きになりませんでした。

クランポイントが無意味なまま終わったというのもありますが、これに関しては、かなり早い段階からある程度覚悟が出来ていました。従来、ユーザー同士が独自に結びついてギルドやそれに準じた組織をつくっていたものが、システムにより結果内で明示されるようになっただけもの。それが現状のクランに対する私の結論です。

ないものねだりをしても仕方ないのですから、クランポイントやそのメリットデメリットなどは考えず、割り切って自分達は仲間なのだという事実を結果内でも見られるようになったことだけでも最大限利用しよう。システムにより、ギルド的な箱が用意されたことで、参加者同士はより結びつきやすくなり、別の組織との交流(同盟・敵対を問わず)も活発になるだろう。そして参加者が独自にそれ以上の意味を持たせることによって、それなりに活用できるのではないか、というのが私の考えでした。

しかし、現実にはシステム上のメリットがないという理由が私が考えた以上に重かったためか、クランに対する関心そのものも低く、設立したクランを見てみても、ほとんど全てが、単独のパーティによるクランか、複数パーティであってもギルドというよりは、DK2の中期以降によく見られるようになった、2~3のパーティが集まった小集団、あるいは主力部隊と支援部隊といった構成になっていました。

それらは大抵、親しい者のみの集まりであり、全くの部外者が入る余地は少ないように感じられます。

そういった集団が悪いと言うつもりはありません。ただ、もう少しオープンなクランがあっても良いのではないかと思います。

また、クラン同士の関係を見ても、確かに積極的な同盟や敵対関係を結んでいるクランはあったものの、システムで明示されているが故に、それ以上の活動に広がらなかったような気がします。

この点に関しては、私自身このブログを通じてもう少し役に立てることがあったのではないかと反省することしきりです。

例えば、敵対関係にあるクラン同士は単に結果内で表示されている敵対関係にとどまらず、積極的な勧誘で自クランの加盟パーティ数を競い合うなど、もっと外部をも巻き込んだ動きがあっても良かったのではないかと思います。

直接メリットがなかったとしても、そういったアピールにより、DK3全体が盛り上がるような動きになれば、間接的にはやりがいのある活動だと思います。

来期以降、クランシステムにどのような修正が加えられるのか、あるいはこのまま無意味なもので終わってしまうのかは判りません。

それでも、たとえクランシステムが現状のままだったとしても、参加者側が自ら何らかの意味を持たせることによって活用することは可能だと思います。むしろ、与えられたシステムの中だけで満足するのではなく、そういった創意工夫を楽しむ余裕を皆が持つことで、DK3の世界全体が盛り上がっていくのではないかと思います。


さて、好き勝手なことをとりとめもなく長々と書きましたが、このブログは今期限りで更新を停止します。

来期参加するかどうかはまだ決めていませんが、もし参加したら、何もないところから、上に書いたような広い意味でのコミュニティつくりに挑戦したいなと思っています。

時間がなければ、単に参加するだけで終わってしまうかもしれませんし、参加すらしないかもしれません。でも、私にとってDKシリーズは思い出のたくさんつまったゲームですし、サイト運営も嫌いではないので、どこかで名も無き管理人としてひっそりと過去を懐かしんだりしているかもしれません。もし見かけたら、その時はこっそりメールでも送ってください。

それでは、残り2回の冒険を最後まで楽しみましょう。

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コメント

>そういった集団が悪いと言うつもりはありません。ただ、もう少しオープンなクランがあっても良いのではないかと思います。

GODを思い出しました。
参加表明を自分で書き込んだりと
か、そういうことができたら良いなとおもいます。


>来期参加するかどうかはまだ決めていませんが、


わがままですが、知ってる人が居なくなるのは淋しくなります。
申し訳ないです(汗

結局最後の最後までクランの良いあり方を思いつくことはできませんでした。

>オープンなクランが
目指してみようかなぁとおもいましたが、クランメッセを使ったのは私ぐらいでもあるし増えても意味がない気もするとか、何より私自身が勇気がありませんでした。
ここは私自身の反省点ですね。

クランは一人だけでなくちゃんとパーティとしてやらないとだめだなぁという感じだった気がします。

それはそれとして、来期はまだ参加するかどうかも決めていないご様子ですが、機会が合えばまたお会いしたいです。

>帽子屋さん
参加表明を自分で書き込んでくれるくらいまで知名度が上がるのが理想ですが、
やはりそれまでは積極的な勧誘活動が必要でしょうね。
淋しがってくれる人が居てくれるのは幸せです。
ありがとうございます。

>ルカさん
自分でクランを設立してもいないのに勝手なことばかり書きまして申し訳ありません。
クラン活動とパーティ活動との折り合いをうまくつけていくのは難しいですね。
パーティメンバーの理解は必須だと思います。
こちらこそ来期もしお会いすることがあれば、よろしくお願いします。

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